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連載 桑高百周年シリーズ 郷土史家 西羽晃(著)

桑高百周年シリーズ7
三重県桑名中学校

前回に書きましたが、明治32年(1899)に三重県立中学校が増えて県下で4校となりましたが、次第に中学進学希望者は増加しました。大正7年(1918)ころの入学率(入学希望者に対する定員の割合)は、三重県は全国で最下位となっていました。そのため桑名、鈴鹿(亀山)、河芸(神戸または白子)、飯南(松阪)、多気(相可)、北牟婁(尾鷲)、南牟婁(木本)が誘致合戦を展開しました。その結果、神戸と木本に中学校、松阪に商業学校が県立で設置されることになり、大正9年に開校しました。

県立校の誘致に失敗した桑名町と尾鷲町では、町立で中学校を設置することになり、桑名町では大正10年から設立準備を始めました。必要経費20万円のうち、諸戸清六が3万円を支出するなど、一般からの寄付も集まりました。校地は桑名町域の面積が狭いので、隣接する大山田村東方(現在の桑名高校の場所)の丘陵1万坪を大山田村が3万円で購入して寄付しました。

大正12年2月15日付の『官報』に「三重県桑名中学校ヲ同県桑名郡大山田村ニ設置シ大正十二年四月ヨリ開校ノ件認可セリ」と告示されました。生徒募集が行われ、定員100名に対して528名の志願者という5倍以上の高い競争率でした。校地はまだ整備中ですし、とりあえず桑名町立第三尋常高等小学校(現桑名市立立教小学校)を仮校舎として、4月5日に第1回入学式を行いました。

(桑名中学校は三重県立でなく桑名町立として発足しましたので、一般には桑名町立桑名中学校と呼ばれますが、正式校名は『官報』にあるように「三重県桑名中学校」です)

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