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みえきた市民活動センターの活動内容

平成17年度(第3期)事業報告書(平成17年6月1日より平成18年5月31日まで)

(1) 全体の概要

(2) 運営について

1.諸会議の開催状況
2.経営の状況について
3.会務・事務局等の運営全般について
4.機器の更新等

(3) 個別の事業について

1.主として、まちの課題の発見と解決に向かって行う事業
−(1) まちのさまざまな課題の調査研究事業
−(2) その解決のための事業

1-(2)-1 「桑員環境情報サミット」の開催(05/6/18 六華苑)
1-(2)-2「e-デモ会議室グループインタビュー」への参加(05/7/4 三重県四日市庁舎)
1-(2)-3 桑名市総合計画策定に係る意見交換会への参加(05/10/19 桑名市役所)
1-(2)-4 桑名市まちづくり協働会議への参加(05/11/29〜 桑名市役所)
1-(2)-5 みえの舞台づくり百人委員会への参加(06/5/21 三重県県庁講堂)

2.主として市民活動団体に対して行う事業
−(3) まちのさまざまな課題を解決しようとしている市民活動の調査研究事業
−(4) その市民活動への応援事業

2-(4)-1 桑員エコリーグの支援
2-(4)-2 桑員まちかど博物館の支援事業
2-(4)-3 桑員まちのファンクラブへの支援事業
2-(4)-4 みえ市民活動ネットワークへの応援事業
2-(4)-5 三重県中間支援センター交流会への参加(05/9/24 アスト津)
2-(4)-6「ボランティアコーディネーター養成研修
−桑名・員弁地区」への参加(06/3/26 桑名社会福祉会館)
2-(4)-7 市民活動団体の事業への後援
2-(4)-8 市民活動相談事業
2-(4)-9 会議室貸出事業
2-(4)-10 印刷事業
2-(4)-11 共同事務所事業
2-(4)-12 メーリングリスト・ホームページ提供事業
2-(4)-13 機器貸出事業

3.主として、不特定多数の市民に向かって行う事業
−(5) その市民活動を行いやすい環境の調査研究事業
−(6) その市民活動を行いやすい環境づくり事業

3-(6)-1 まちのかわら版による市民活動情報の提供
3-(6)-2 ホームページによる市民活動情報の提供
3-(6)-3 コミュニティFM四日市への協力
3-(6)-4 三重市民活動ボランティアニュースへの情報提供
3-(6)-5 みえ発!!パートナーシップ・フォーラム出展(05/6/26 アスト津)
3-(6)-6 協働のふりかえり会議のコーディネート
3-(6)-7 三重県社会福祉協議会広報紙「福祉みえ」への寄稿(06/05)
3-(6)-8 ボランティア活動を希望する人たちのコーディネート



(1) 全体の概要

 特定非営利活動法人 みえきた市民活動センターは、平成16年4月法人登記をして設立した。決算期の関係で、今期(第三期)は実質的に2年が終了する時期になります。設立当初に期したことが果たしてこの体制で可能なのかを検証する大事な中間期でした。
それをふまえて、定款第二十条に添って総会で定めた事業の方針は、「1.市民活動団体の支援を中心に事業を行う。」「2.行政との協働を推進する。」「3.安定的な財政基盤を確立する。」「4.運営への会員の一層の参加を進める。」「5.会員の提案を、一層事業の形にしていく。」です。理事会ではこれを受けて当期の事業を計画しました。もちろん個別の方針単独に対応させてというのではなく、それぞれの事業で複数の方針を反映できるように取り組むようにしました。

ところが、理事長をはじめとして事業を担当する理事たちに、疾病・不幸・怪我等が重なり、少人数の会員が全員理事または監事という役職を引き受けて活動するという体制があだになりました。資金不足をマンパワーで補う傾向が強い小規模NPO法人の弱点が出てしまい、少数精鋭による機動力を発揮できず、今期は全体に低調に推移しました。

その中で、まず(方針1)「市民活動団体の支援を中心に事業を行う」については、特に、当会の基本的な事業である「まちのかわらばん」に注力しました。これは、情報の循環をつうじてこの地域の市民活動団体を応援するという意味です。共通する趣旨の事業として、「ホームページ等による市民活動情報の提供」、「コミュニティFM四日市への協力による市民活動団体の支援」、「三重市民活動ボランティアニュースへの情報提供」、「三重県社会福祉協議会広報紙「福祉みえ」への寄稿」「みえ発!!パートナーシップ・フォーラム出展」の事業を行いました。また、当地域の環境系のネットワークづくりを応援するものとして、「桑員環境情報サミットの開催」「桑員エコリーグの支援」を行いました。また、特定の団体・事業の応援としては、「桑員まちかど博物館の支援事業」「桑員まちのファンクラブへの支援事業」「みえ市民活動ネットワークへの応援事業」を行いました。また、不特定多数の市民活動団体への支援として、「市民活動団体の事業への後援」「市民活動相談事業」「会議室貸出事業」「印刷事業」「共同事務所事業」「メーリングリスト・ホームページ提供事業」「機器貸出事業」「ボランティア活動を希望する人たちのコーディネート」などの事業を行いました。

 次に、(方針2)「行政との協働を推進する」について、第二期に行った行政からの委託事業のふりかえりから今期は受託をひかえ、三重県や桑名市などが行う意見交換等に積極的に関わり発言していきました。三重県関係としては、「e-デモ会議室グループインタビューへの参加」「みえの舞台づくり百人委員会への参加」などです。桑名市関係では、「桑名市総合計画策定に係る意見交換会への参加」「桑名市まちづくり協働会議への参加」などです。また、協働の推進を支えるという意味で、三重県が実施している「協働のふりかえり会議」のコーディネートを積極的に引き受けました。

さて、(方針3)「安定的な財政基盤を確立する」については、事業などで関係する範囲をひろげていくという意味で、「三重県中間支援センター交流会への参加」「ボランティアコーディネーター養成研修−桑名・員弁地区への参加」という事業に取り組みました。しかし前述の理由からマンパワーが不足し、(方針4)「運営への会員の一層の参加を進める」(方針5)「会員の提案を、一層事業の形にしていく」ともども、「環境サミット」以外にこれといった成果を見いだすことはできませんでした。

(2) 運営について

1.諸会議の開催状況
  
  期間中、1回の総会と4回の理事会、その他必要に応じて個別の会議を開催した。

[総会]

○平成17年度第1回総会
日時:平成17年7月25日 午後8時から10時00分
場所:みえきた市民活動センター
出席者:正会員10名、内監事1名

第一号議案 平成16年度(第2期)の事業報告の件
第二号議案 平成16年度(第2期)の決算報告の件
第三号議案 次期役員選出の件
  第四号議案 次期理事長承認の件
  第五号議案 平成17年度(第3期)活動方針の件
  第六号議案 外部監事選任の件

○平成17年度第1回理事会
日時:平成17年7月25日 午後9時分から9時10分
場所:みえきた市民活動センター
出席者:理事10名
<審議事項>
  議案 次期理事長選出の件 他

○平成17年度第2回理事会
日時:.平成17年12月14日 午後8時40分から10時00分まで
場所:みえきた市民活動センター
出席者:理事7名
<審議事項>
  議案 理事長代行設置の件 他

○平成17年度第3回理事会
日時:平成18年4月13日 午後8時から10時30分
場所:みえきた市民活動センター
出席者:理事8名
<審議事項>
議案 みえの舞台づくり百人委員会の委員公募について 他

○平成17年度第4回理事会
日時:平成18年5月23日 午後8時から10時00分
場所:みえきた市民活動センター
出席者:理事7名
<審議事項>
議案 NPOニュースの業務委託について 他

2.経営の状況について

・ 今年度は、地味ではあるが基本的な事業に注力した。
・ 委託事業を見直し、補助金等の収入も限られたため、財政の確立はできなかった。
・今期、桑員環境サミット事業を除く当会の基礎的な支出額は140万円程度であり、対応する収入額は年間110万円程度だった。このことから年間30万円前後の収入不足を起こしており、とりあえず短期借入金でまかなった。

3.会務・事務局等の運営全般について

・第三期第四期の二年間を担当する理事ならびに理事長を、平成17年7月25日の理事会・総会で選任した結果、理事ならびに理事長は全員再任となった。
・ 新たに会員外である外部の監事として、まちのファンクラブの運営委員である相原信好氏を、平成17年7月25日の総会で選任した。
・ 評議員については本人からの申し出により、任期満了に伴いゼロとなった。
・理事長の体調が不良となり、平成17年12月14日の理事会で、臨時の理事長代行を設置し、服部則仁理事を理事長代行に選任した。特に対外的な役割を代行が分担することになった。
・事務局運営が一部の役員に集中したが、何とか乗り切ることができた。
・平成18年1月30日、会員外も参加自由の一品もちよりパーティをみえきた市民活動センターで開催し、今期不足しがちだった会員間の情報交換を行った。

4.機器の更新等

・ 平成18年2月事務所のパソコンが不調となったため、3月に更新した。
・ 平成18年5月末より、会議の資料作成を容易にし、まちのかわらばんの発行等をたすけるため、中古の帳票仕訳機をリースした。
・今後、まちのかわらばんの発行部数を安定的に確保するための機器の環境整備が必要となる。

(3) 個別の事業について

1.主として、まちの課題の発見と解決に向かって行う事業
−(1) まちのさまざまな課題の調査研究事業
−(2) その解決のための事業

1-(2)-1 「桑員環境情報サミット」の開催(05/6/18 六華苑)

平成17年6月18日(土)12時30分 〜 16時30分に、(特)みえきた市民活動センターと桑員環境サミット準備会とが主催して、桑名市の六華苑で「桑員環境サミット」を開催しました。ゲスト、スタッフを含めて、122名の参加がありました。
環境という専門分野で語られることの多い問題を、井戸端会で身近に感じようと、7つのテーマで分科会を開催し、にぎやかに意見交換を行いました。井戸端会議には「10人の10歩ではなく、100人の1歩を考えています。」「ひとつの素朴な質問でも、考え方はたくさんあります。」「判断するのは、参加されるおひとりおひとりです。」という方針で望みました。テーマは、@「みんなで話そう、ごみ減量 〜RDFとゴミ〜」 A「みんなで話そう、エコライフ 〜私の省エネで地球を救う〜」 B「みんなで食べよう、地球の恵み 〜地域の自然と一緒に暮らす〜」 C「みんなで使ってみよう、いきものにやさしい“石けん”〜生活排水を考えてみよう〜」 D「 みんなで話そう、暮らし方 〜こんなのあったらいいな〜」 E「みんなで遊ぼう、飛び出そう自然の中に 〜遊びが育む力ってなあに?」 F「みんなで話そう、山のこと 〜マツタケがいっぱい採れる山にできるって?〜」でした。
また、桑員環境サミットの開催にあたっては、「応援します!桑員環境サミット」ということで、三重環境県民会議の支援、桑員エコリーグの協力、三重県と桑員の4市町、12の企業、環境系をはじめそれ以外も含めて42の市民活動団体からの後援をいただきました。

1-(2)-2「e-デモ会議室グループインタビュー」への参加(05/7/4 三重県四日市庁舎)

平成17年7月4日(月)午後6時30分から2時間程度、三重県四日市庁舎本館2階23会議室で行われた、三重県のe-デモ会議室事務局が主催する「e-デモ会議室グループインタビュー」に参加しました。

1-(2)-3 桑名市総合計画策定に係る意見交換会への参加(05/10/19 桑名市役所)

平成17年10月19日午後1時〜、桑名市役所で行われた、桑名市総合計画策定に係る意見交換会(市民活動団体に対するヒアリング)に参加しました。主として以下の観点から意見を述べた。@「協働」に関する審議会のあり方・必要性について A市民自治における行政の役割(市民同士の対立をどう止揚するか) B指定管理者制度の問題点 C自治会と市民活動団体それぞれが果たす公共的な役割と Dそれに対応する桑名市市民活動支援室の果たすべき役割について E現実の協働の現場での行政の調整機能の不備について 他。

1-(2)-4 桑名市まちづくり協働会議への参加(05/11/29〜 桑名市役所)

   平成17年8月に桑名市まちづくり協働会議のNPO枠の公募があり、当会として応募したところ委員として指名されたので、服部則仁理事を担当者として会議に参加した。この会議は「市民と行政が協働のまちづくりを推進していくための新たな市民参画の指針を作成する」ことを目的としています。平成17年11月29日より、今期末までに8回開催され、次年度も引き続き開催されています。
今期開催のうち2月23日の第4回までは、現在桑名市が作成している「新市建設計画」「桑名市総合計画−施策の大綱」に伴って、現在行政の各チームで検討している「基本計画」の内容のうち、『第7節 みんなでつくるまちづくり 協働による市民活動の推進』のなかの、@「広報・広聴活動(情報公開と個人情報保護を含む)」の内容と、A「市民と行政のパートナーシップ」の内容について意見を述べ合い、それぞれの行政担当者の説明を聞き、意見交換を行いました。
 3月27日の第5回以降は、「市民参画の指針」について個別具体の項目を検討しています。この会議の経緯については、メールおよびまちのかわらばんに連載して多くの方々に報告しています。

1-(2)-5 みえの舞台づくり百人委員会への参加(06/5/21 三重県県庁講堂)

平成18年5月21日、午後1時30分から3時50分まで、津市にある三重県県庁講堂で行われた「みえの舞台づくり百人委員会」に参加しました。この委員会は『三重県の総合計画「県民しあわせプラン」次期戦略計画(平成19〜22年度)の策定にあたり、地域社会で自ら率先して活動している県民の皆様からのご意見やご提案をいただく。』ということであり、今後、年2回の全体会議と地域会議を開催し、意見交換を行うとのことでした。今回の会議はそのオリエンテーションでした。

 

2.主として市民活動団体に対して行う事業
−(3) まちのさまざまな課題を解決しようとしている市民活動の調査研究事業
−(4) その市民活動への応援事業

2-(4)-1 桑員エコリーグの支援

  桑員エコリーグについては、メーリングリストとホームページの提供を継続しました。まの環境系の市民活動のネットワークづくり側面から応援しました。なお、桑員エコリーグは三重県の生活創造圏関連事業の財政支援が平成18年3月末で終了し、事務所を移転し5月より新生エコリーグとして活動を開始しました。

2-(4)-2 桑員まちかど博物館の支援事業

桑員まちかど博物館については、メーリングリスト、ホームページ、共同事務所の提供の他、事務局の引き受けを継続しました。事務局をあずかる当会としては、イベント、幹事会、見学会、総会などに出席してお手伝いをしました。

2-(4)-3 桑員まちのファンクラブへの支援事業

  まちのファンクラブについては、メーリングリスト、ホームページ、共同事務所の提供の他、事務局の引き受けを継続しました。まちのファンクラブは、平成17年8月1日の北勢県民局での総会(19名の参加)で第三期の方針等を確認した他、3回の交流会を実施し(はーぶ工房12名、桑名ワンディウォーク8名、手づくり屋15名)、そのお手伝いを行いました。また、平成18年3月よりまちのかわらばん各5部を会員に対して送付するようにしました。

2-(4)-4 みえ市民活動ネットワークへの応援事業

三重県全域の市民活動に関心のある人たちのネットワーク「みえ市民活動ネットワーク」については、メーリングリスト、ホームページ、事務所の提供を継続しました。
  

2-(4)-5 三重県中間支援センター交流会への参加(05/9/24 アスト津)

平成17年9月24日午後1時30分から4時30分まで、アスト津で行われた中間支援交流会に参加しました。参加者は19名でした。参加者(WTAまちづくりセンター、伊賀市市民活動センター、皇學館大學、津市民活動センター、伊賀県民局、いせ市民活動センター、市民フォーラム21、明和町市民活動センター、NPO室、コミュニティユースバンクmomo、すずかのぶどう、みえ市民活動ネットワーク、評価みえ、松阪市議会議員、松阪市市民活動センター、みえきた市民活動センター)
主な議題として、NPOへの直接支援や相談業務などは三重県NPO室から地域の中間支援組織へシフトしていき、行政の協働推進セクションに変化していくということでした。また、県民局の支援体制も市町が対応の中心になるよう変化していくとのことでした。また、市民と行政とが協働して作成した「協働ルール」にもとづいてチャイルドラインの事業を8月から実践している最中ですとのことでした。『みえパートナーシップ宣言STEP2!』の当会への割り当て分60部をいただいてきました。

2-(4)-6「ボランティアコーディネーター養成研修
−桑名・員弁地区」への参加(06/3/26 桑名社会福祉会館)

平成18年3月26日、午後1時から4時30分、桑名社会福祉会館で、三重県社会福祉協議会の主催で、ボランティアコーディネーター養成研修[桑名・員弁地域]が開催されました。まちのファンクラブ代表の小笠原さんと、当会理事・事務局長の伊藤香、理事服部則仁が講師として参加し、研修・交流を行ってきました。
これは昨年後半に三重県社会福祉協議会が行ったボランティアコーディネーター養成研修を受けた、桑名員弁地域の市町社協ボランティア担当職員の方たちを対象とした、地域研修です。「市町ボランティアセンターが地域福祉を増進していくためには、NPO法人及びボランティア団体と共に連携・協働していく必要がある。」というテーマでした。受講者は、桑名、員弁、木曽岬、東員および県の社協から、合計11名でした。

2-(4)-7 市民活動団体の事業への後援

「三重大学フォーラム in いなべ2005―地域の人々に語り 地域の人々に学び 地域の人々に根ざす―」と「第6回北勢線の魅力を探る 〜つわものどもが夢のあと〜」の2つの事業について、当会として後援しました。
   「三重大学フォーラム」は平成17年9月から11月にかけて6回、いなべ市北勢町の北勢市民会館で行われたもので、三重大学・創造開発研究センターが主催し、各学部の教授たちがメインテーマにそった講義を行いました。
また、平成18年3月19日に、北勢線の魅力を探る会が主催した「第6回北勢線の魅力を探る」は、北勢線沿線の魅力を掘り起こし、多くの方が北勢線に乗ってこの地域を訪れ、その良さに触れ、何度もこの地を訪れてくださること」を目的としていて、今回は、阿下喜-六石-麻生田-上笠田-楚原-北大社-六把野-東員-星川と北勢線の駅を巡り、120名の参加者がありました。

2-(4)-8 市民活動相談事業

随時、市民活動に関する相談が持ち込まれます。市民活動センターとして、できるかぎり相談には応えるようにしました。ちょっとした質問やその場で解決できていく相談や依頼事項は100件ほどありました。継続的に相談された事例は1件でした。

2-(4)-9 会議室貸出事業

   事務所の一部を会議室として市民活動団体に貸し出しているが、当期は18回の利用でした。事務所の開いている時間の制約があることと、広く一般に貸し出すには防犯上問題があり、当会関係者に限定していることから、かならずしも充分活用されているとはいえません。けれどもユーザーニーズがないのであれば無理に利用数の拡大をはかる必要はありません。

2-(4)-10 印刷事業

市民活動団体や市民活動を行っている個人に、当会の簡易印刷機を廉価で利用できるようにしています。当期は、29回平均月2回ほどの利用がありました。特に宣伝をしている訳でもありませんし、それほど活用されているとは言えません。けれどもユーザーニーズがないのであれば無理に利用数の拡大をはかる必要はありません。

2-(4)-11 共同事務所事業

市民活動団体の事務局担当者が自宅を市民活動の事務所とすると、担当者は一年中24時間対応を迫られることがあります。このような事務局担当者の負担とリスクを軽減するため、市民活動団体に事務局を提供し、郵便受けと電話の受信の対応のサービスを提供しました。当期は8団体に共同事務所を提供しました。

2-(4)-12 メーリングリスト・ホームページ提供事業

メーリングリストは、まちのファンクラブ、桑員エコリーグ、みえ市民活動ネットワーク、桑員まちかど博物館、くわなリバークルーズ等に提供しています。また、当団体が行っているプロジェクト「桑員環境サミット」関連の情報交換用メーリングリストも提供しました。ちなみにまちのファンクラブのMLでは、当期一年間で924本のメールがやりとりがなされました。
ホームページは、まちのファンクラブ、桑員まちかど博物館、みえ市民活動ネットワークなどに提供しています。また、サーバーのレンタルだけでなく、まちのファンクラブ、桑員まちかど博物館については、作成・更新の作業も行いました。

2-(4)-13 機器貸出事業

市民活動団体や市民活動を行っている個人が、発表会などで使うビデオプロジェクター、スクリーン、テント等の貸し出しをしています。本年度は外部に持ち出しで1件の利用がありました。特に宣伝をしている訳でもありませんし、それほど活用されているとは言えません。けれどもユーザーニーズがないのであれば無理に利用数の拡大をはかる必要はありません。

3.主として、不特定多数の市民に向かって行う事業
−(5) その市民活動を行いやすい環境の調査研究事業
−(6) その市民活動を行いやすい環境づくり事業

3-(6)-1 まちのかわら版による市民活動情報の提供

市民活動に関する情報をより多くの人たちに伝えるため、毎月一回、合計12回、まちのかわら版を発行しました。自主事業であり、財政的にはたいへん苦しいものですが、当会の事業のもっとも基本となる重要な事業であり、さまざまな収入をこの事業につぎ込んで実施しました。
具体的には、B5版16ページ〜20ページで毎月3000部を発行しました。桑員地域を対象にしているので、三重県、桑名市、いなべ市、東員町、木曽岬町、まちのファンクラブの後援を受け、桑員地域100カ所以上の拠点に配布しました。また、まちのファンクラブの会員への郵送、個人へのメーリングニュースも配信し、ホームページに記事を掲載しました。内容としては、イベント情報のほかに、団体の活動紹介、イベントの体験記事、募集記事を掲載しました。また、今期は寄稿の充実をはかり、市民活動に関する主張や地域の現状・課題などを伝えていくようにしました。

3-(6)-2 ホームページによる市民活動情報の提供

当会のホームページには、まちのかわらばんで紹介した市民活動団体が行うイベント情報、市民活動に関する情報、情報誌情報、団体情報、郷土歴史記事などや、市民活動団体へのリンクなどを掲載しました。
また、他団体の「桑員まちかど博物館」「まちのファンクラブ」「みえ市民活動ネットワーク」「桑名市NPO活動ニュース」の情報を掲載し、市民活動に関するより豊富な情報のホームページとしました。

**「桑名市NPO活動ニュース」は、今年新たには掲載していません。
3-(6)-3 コミュニティFM四日市への協力

前年度からの継続で、四日市コミュニティFMで毎週月曜日の午後1時より1時間ほど、桑員地域の市民活動団体の紹介番組を行いたいということで、その出演者の紹介を行った。今期については、6月6日から6月27日まで4団体紹介した。推薦した団体は以下のとおりです。◇6月6日 木曽三川夢の郷を育む会 ◇6月13日 環境サミット ◇6月20日 ザ・水郷塾 ◇6月27日 ITサポート三重北

3-(6)-4 三重市民活動ボランティアニュースへの情報提供

三重県NPO室が発行すし、県内全域へ配布している月刊の市民活動・NPO活動情報紙「みえ市民活動・ボランティアニュース」に、この桑員地域の市民活動情報を合計7回寄稿し、掲載していただいた。寄稿記事は以下のとおりです。子どもお料理探検隊(05/06)、桑員環境サミッ(05/08)、自分たちの舞台を用意する 農家直販市場(05/09)、桑名ボランティア連絡協議会のバザー(05/10)、ふれあいin グリーンフェスタ(05/12)、第1回「桑名市まちづくり協働会議」の印象など…(06/01)、第2回「桑名市まちづくり協働会議」の印象など…(06/02)。

3-(6)-5 みえ発!!パートナーシップ・フォーラム出展(05/6/26 アスト津)

三重県では、多様な主体が参画しみんなで支える社会のあり方や活動に向けた「新しい時代の公」に取り組み、「市民と行政とが協働するための行動提案書」をとりまとめました。 平成17年6月26日にアスト津で行われたこのフォーラムでは、多様な主体が参加し、様々な活動事例を発表します。これにあわせて、当会では中間支援組織として協働ブースに参加し、桑員地域のさまざまな情報を発信しました。

3-(6)-6 協働のふりかえり会議のコーディネート

 三重県NPO室および三重県伊賀県民局が実施した協働のふりかえり会議に、4回コーディネーターを派遣し、協働の推進につとめました。担当した会議は以下のとおりです。伊賀協働塾(05/11/8 伊賀市まちづくりセンター)、循環者ファンド (05/11/24 四日市コラボ屋)、三重県職員研修事業(05/12/9 四日市大学)、伊賀協働塾(06/3/30 伊賀市まちづくりセンター)

3-(6)-7 三重県社会福祉協議会広報紙「福祉みえ」への寄稿(06/05)

平成18年3月26日の、三重県社会福祉協議会主催のボランティアコーディネーター養成研修[桑名・員弁地域]に参加した関係で、同会の広報誌「福祉みえ・5月号」に、NPOとボランティアの連携についての記事の依頼があり、それは信頼感をあいだにおいた人と人とのふつうのおつきあいからはじまりますという趣旨の寄稿をしました。

3-(6)-8 ボランティア活動を希望する人たちのコーディネート
  
   平成17年度に年、三重県社会福祉協議会が行ったボランティアコーディネーター養成研修を当会の理事が終了した関係で、三重県の長寿大学事業の学生5名から、地域での環境ボランティア活動の紹介を依頼され、コーディネートしました。

みえきた市民活動センター 〒511-0088 三重県桑名市南魚町86 TEL:0594-27-2700 FAX:0594-7-2733 E-mail:miekita@mie-kita.gr.jp